全国の中学校で続々と開催されています。晴れの舞台、全国大会でお気に入りの一冊を紹介しよう。
懇親会でも本好きの仲間達との交流も広がります。
中学生たちが好きな1冊の魅力を語る書評合戦・全国中学ビブリオバトル(2024年3月24日・龍谷大学瀬田キャンパス=滋賀県大津市)を主催する活字文化推進会議は、大会に「学校代表」枠の出場者を派遣する中学校を先着順で募集している。 先着順、各校1人ずつ計20~25人を想定 全国大会は計4
中学生が好きな1冊の魅力を語り、投票で最も読みたくなった本を決める「中学ビブリオバトル東京大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が26日、東京都内で開かれ、江戸川学園取手中2年の佐藤優帆(ゆうほ)さんが優勝、来年3月に滋賀県大津市内で開かれる全国大会の出場権を獲得した。 チャンプ本
大分…佐藤咲良さん、チャンプ本は「殺した夫が帰ってきました」 大分県内の中高生が本の魅力を紹介し合う「第8回中学校・第9回高校ビブリオバトル大分県大会」(県教育委員会など主催)が25日、大分市の県立図書館で開かれた。中学は竹田市立竹田中2年、佐藤咲良さん(14)、高校は県立中津北高2年、橋本花綾さ
秋田…山田煌真さん、チャンプ本は「俺ではない炎上」 中高生がお薦めの本の魅力を発表し、聴衆が最も読みたくなった本を投票で決める「ビブリオバトル県大会」(県教育委員会主催、読売新聞秋田支局後援)が23日、秋田市の秋田拠点センターアルヴェで開催された。地区予選を勝ち上がった高校生6人、中学生7人が身ぶ
中学生たちが愛読する1冊の魅力を語る書評ゲーム「全国中学ビブリオバトル」(2024年3月24日・龍谷大学瀬田キャンパス=滋賀県大津市)のゲスト出演者が、直木賞作家の今村翔吾さん(39)とデビュー作が大ヒット中の宮島未奈さん(40)に決まりました。開催地の琵琶湖畔に全国から集う本好きな少年少女を、大津
全国中学ビブリオバトル(2024年3月24日・龍谷大学瀬田キャンパス=滋賀県大津市)の予選会が始まり、10月22日には愛知県と石川県で代表が決まった。予選会は今年度、2月までに両県を含む14府県が大会を開くほか、東京と京都では広域大会が予定される。3月の全国大会には、予選会を勝ち抜いた各代表に、参加
人を通して本を知る、本を通して人を知る――。そんなキャッチフレーズで、書評ゲーム「ビブリオバトル」は広まってきました。参加者が面白いと思う1冊の魅力を全力で語り、聴衆の投票で最も読みたくなった本が決まります。 全国のビブリオバトラーたちは、どんな本を読んでいるのか。中学の全国大会と予選
中学生たちが好きな1冊の魅力を語る書評合戦・ビブリオバトルの東京大会が11月26日(日)、ベルサール有明コンファレンスセンター(東京都江東区有明2―1―5)で開かれることになり、主催の活字文化推進会議は出場者を募集している。チャンプ本を紹介した生徒などが、年度末の3月24日に滋賀県大津市の龍谷大学瀬
第7回全国中学ビブリオバトル決勝大会は、2024年3月24日(日)に龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5、最寄り駅=JR東海道線瀬田駅)で開かれることになりました。 龍谷大学の特別協力を受け、東京以外で中学ビブリオの決勝大会を開催するのは初めてとなります。全国各地で行われる
これからも読書のすばらしさを伝えていきたい――。3月19日に東京都世田谷区の昭和女子大学で開催された「第6回全国中学ビブリオバトル」で、大阪府代表の大阪市立阿倍野中2年、竹歳詞葉(ことは)さん(14、写真)が準優勝に輝きました。 竹歳さんが紹介した一冊は、長編小説「クジラアタマの王様」
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日