読書に焦点をあてた大学での新しい試みです。
単位が修得できる正規授業で、作家などを招いた特別授業(一般公開)もあります。
作家の乗代(のりしろ)雄介さん=写真=を講師に迎えた「読書教養講座」(西南学院大、活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が30日、福岡市の西南学院大で開かれた。 「旅する練習」「それは誠」の著者 読売新聞社が進める21世紀活字文化プロジェクトの一環。乗代さんは2015年、「十七八より」で群像
『それは誠』『旅する練習』など話題作を生み出している気鋭の作家・乗代雄介さん=写真中央=を講師に招き、福岡市の西南学院大学で11月30日、読書教養講座を開催します。作品を読み込んできた学生とともに、大阪大学大学院の渡邊英理教授も登壇し、乗代さんの創作活動、読書遍歴などに迫ります。コーディネーターは田
「ラブレス」「ホテルローヤル」など北の大地を舞台に骨太な人間ドラマをつむぐ直木賞作家の桜木紫乃さんが、関西大学読書教養講座の講師を務めます。桜木さんを長年担当したKADOKAWAの編集者・鈴木敦子さんも登壇し、桜木さんの意外な一面を明かします。コーディネーターは文学部の友谷知己教授。抽選で500
台湾で生まれ、東京で育った作家の温又柔(おん・ゆうじゅう)さんを講師に迎えた「読書教養講座」(西南学院大、活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が6月30日、福岡市の西南学院大で開かれ、約110人が聴講した。読売新聞社が進める21世紀活字文化プロジェクトの一環だ。 温さんは2009年に
台湾生まれ、東京育ちの作家・温又柔(おん・ゆうじゅう)さんが創作活動、読書遍歴などを語ります。コーディネーターは柿木伸之・国際文化学部教授。聴講券が必要です。当日、温さんの著書即売、サイン会も行います。 温又柔さんは1980年、台北市生まれ。両親は台湾人で幼少時に来日。2009年『好去
「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」などの小説で知られる万城目学さん(46)が8日、京都府宇治市の立命館宇治高で授業を行い、文学の魅力を語りました。 読売新聞社が推進する「21世紀活字文化プロジェクト」の一環。事前に生徒から質問を募り、万城目さんが国語教諭と対談する形
11月26日(土曜日)開催の関西大学読書教養講座への聴講申し込みは終了いたしました。。 定数300人に対し、2倍以上のお申込みを頂戴し、深く御礼申しげます。抽選の上、当選された方に14日(月曜日)から聴講券を発送し、発表に代えさせていただきます。ご理解、ご了承のほど、お願いいたします。
『OUT』『柔らかな頬』など数々の話題作を世に放ち続ける桐野夏生さんが、西南学院大学読書教養講座に登場します。「無意識の正体に迫る仕事」をテーマに、桐野作品を読み込んできた西南学院大の学生たちとトークセッションを繰り広げます。コーディネーターは田村元彦・法学部准教授。入場には聴講券が必要です。
読売新聞に自身初の家族小説となる「風に立つ」を連載中の柚月裕子さんが、作家活動の原点、読書遍歴などを語ります。抽選で300人(小学生以上)をご招待します。 【日時】2022年11月26日(土曜日)午後1時半開会(開場は午後0時半頃) 【会場】関西大学千里山キャンパスBIGホール100(大阪府吹田
芥川賞作家の村田沙耶香さんが、日々の創作活動、読書遍歴などについて語ります。また、村田さんの作品を読み込んできた西南学院大の学生たちとトークセッションを繰り広げます。コーディネーターは田村元彦・法学部准教授。入場には聴講券が必要です。 【日時・場所】7月15日(金)午後6時開会、西南学院大学チ
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日