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ビブリオバトル(高校)

2016/01/29

大分代表 阿部さんが優勝

全国高校ビブリオバトル2015決勝大会

h_abe.jpg 高校生がお薦めの本の魅力を語り、聴衆が最も読みたくなった本を投票で決める「全国高等学校ビブリオバトル2015」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の決勝大会が1月10日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれた。

 40都道府県の636校が参加した予選を勝ち抜いた36人が出場し、「残像に口紅を」(筒井康隆著、中央公論新社)を紹介した大分県代表の県立芸術緑丘高2年、阿部希望(のぞみ)さん(17)が優勝した。準優勝には、「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(住野よる著、双葉社)を取り上げた東京都代表の都立練馬工業高3年、福永有希也さん(17)が選ばれた。

 阿部さんが紹介した「残像に口紅を」は中学3年生の時に出会った作品だという。使える文字が少しずつ消え、その文字のつく人や物も消滅する世界を、作家である主人公が描いていく。文字の消滅とともに作品自体の言葉、文章表現も制限が増え、奇妙な展開のままラストを迎える。

 阿部さんは「本好きの本好きによる本好きのための作品」だと紹介。大会にゲスト出演したお笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんも「すごく読みたくなった」と絶賛した。

 「本をベッドに持ち込んで眠くなるまで読み続ける」という読書好き。今後はビブリオバトルへの大会出場は見合わせ、「一観衆として、いろんな人の本の紹介を楽しむ側にまわりたい」という。「大会出場の準備、本当にしんどかったんですから」と、笑顔を見せた。

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