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成毛眞の新読書スタイル

2013/11/22

おすすめの本(6)『京都てくてくちょっと大人のはんなり散歩』

伊藤まさこ/著、文藝春秋、1300円本体

京都てくてくちょっと大人のはんなり散歩.jpg突然ですがクイズです。お寺にいって仏様にお参りをするときに右手と左手を合わせるのは一体なぜでしょう?

スタイリスト伊藤まさこの「てくてく散歩」シリーズ第4弾は、2007年発行の第1弾東京から京都・信州を巡り、7年を経て再び京都へ。季節をまたいで何度も通ったからこそ見えてきた街の姿、出会った風景・人々を取り上げます。

料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして多くの女性の支持を集めている著者。そんな彼女ならではの審美眼で選び抜いた、とっておきの場所のひとつひとつを丁寧に紹介し、通常の京都ガイドブックとは一風違った味わい。「お寺」「歴史」…といった通り一遍のイメージを覆し、ついついやってしまいがちな「詰め込み観光旅行」ではない、新しい京都の楽しみ方を提案してくれます。

また、食いしん坊の著者らしく、くずきり、カステラ、蒸し寿司、朝粥、イタリアンなどなど紹介される食べ物が本当においしそう!季節限定で楽しめる食事もたくさん掲載されており、「旅の楽しみは食にあり!」という方にも満足の内容。

ちょっと大人の京都は、のんびり・ゆったりがいい。ガイドブックに沿って観光名所を巡る旅行もいいけれど、自分なりのスタイルで自由に過ごすのは大人ならではの楽しみ方。巻末には地図も掲載されているので次回の京都行きのお供にするもよし、この本片手に空想旅行にふけるもよしの1冊。ところで、冒頭のクイズの答え、わかりましたか?知りたくなったら本書をチェック!!

有隣堂店売事業部                                                        渡邉郁

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