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読みきかせ教室

おうちで絵本を楽しむために

日常生活の習慣として、親子で絵本を楽しもう!

 欧米の映画やTVドラマで、ベッドの中や暖炉の前で親子の絵本の読みきかせ場面をよく見かけます。家庭での絵本の読みきかせが、習慣として根付いているのですね。

 日本でも、かつては囲炉裏端で昔ばなしや民話が語られていました。現在は、家庭環境の変化などで、こうした姿を見る機会は、残念ながらなくなってしまいました。家庭でおはなしを楽しむ、あたたかい時間を取り戻したいものです。

 子どもが本に親しむ環境を整えるため、2001年12月に「子どもの読書活動の推進に関する法律」が制定されました。同法では、保護者が「子どもの読書活動の機会の充実と習慣化に積極的な役割を果たす」ことを期待しています。

 読みきかせを通じて、親子のコミュニケーションの時間を!絵本の楽しさを知ってほしい!との願いを込めて「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」は始まりました。短い時間ですが、楽しい時間を過ごしていただけたら幸いです。

おうちで絵本を楽しむために

 大好きなお父さん・お母さんのひざの上で絵本を楽しむことは子どもにとって密度の濃い、かけがえのない体験となります。絵本を読む時間は、大人も心がいやされるひとときです。童心にかえって純粋な気持ちで子どもや絵本と触れ合うことができるからでしょう。乳幼児期にしかできない、この触れ合いを、大いに楽しんでください。
子どもにとって、お父さん・お母さんが絵本好きであること、これが最高の絵本環境です。

0才〜2才

 絵本との最初の出会いです。なめたり、振り回したりして遊ぶ対象だったものから、お気に入りの本ができる時期です。お父さん・お母さんと肌を触れ合わせて、安定した状態で楽しむことが大切です。子どもに合わせて、ことばの繰り返しや、まねっこを楽しみましょう。

2才〜4才

 言葉も発達し、イメージを持って絵本が楽しめるようになります。思ったこと、感じたことを素直に表現する時期ですから、「そうだね」「かわいいね」と同意して受け入れてあげましょう。大好きな絵本ができて、日に何度も、ということもありますが、子どもが納得するまで付き合ってあげることが、次のステップにつながります。

4才〜6才

 様々なおはなしが楽しめるようになります。この時期に、お父さん・お母さんと絵本の世界でたっぷり遊ぶと、語り口が子どもの心に残り、一生の思い出となります。おはなしは心の栄養。この体験が人生の土台にもなります。

阿部恵(あべ・めぐむ)さん
道灌山学園保育福祉専門学校保育部長、道灌山幼稚園主事。アイデアあふれる保育技術の指導に定評がある。パネルシアターの第一人者。著書は『ザ・パネルシアター(1)〜(2)』『園生活を豊かにする保育デザイン』(全3巻)(共にフレーベル館)など60冊をこえる。

 

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