21世紀活字文化プロジェクト

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読みきかせ教室

2003/10/20

【仙台市】絵本でコミュニケーション〜仙台で親子60組200人参加

 読売新聞社提唱の21世紀活字文化プロジェクトの一環として、親子対象の「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」が19日、仙台市青葉区国分町の県民会館で行われ、親子60組約200人が参加した。仙台市出身の人気絵本作家とよたかずひこさん(56)が軽妙な語り口で自作の絵本や紙芝居の読み聞かせを行い、参加者からは「絵本を通じた親子のコミュニケーションの大切さがわかった」などの感想が寄せられた。

20031020_01.jpg 「読みきかせ教室」は、読売新聞社と出版関係業界が協力して発足させた活字文化推進会議と出版文化産業振興財団(JPIC)の主催。野田晴夫・読売新聞東北総局長が「とよたさんをガイド役に、豊かな本の森に分け入って下さい」とあいさつしたのに続き、0―2歳児と親が対象の「午前の部」と、3―6歳児と親の「午後の部」が1時間ずつ行われた。

 昨年の日本絵本賞を受賞したとよたさんは、クマの父子が登場する自作の絵本などを使いながら、親子のスキンシップ法などを指導。クマの父親が子どもを肩車で喜ばせる場面では、参加した父親たちに実演してもらい、会場は子どもたちの歓声に包まれた。教室の後半は親だけを別室に集め、長野県松本市の児童書専門店主、越高一夫さん(51)が絵本選びのコツや子どもの興味を引き出す方法を解説。「生活の中に絵本を自然に取り入れて」とアドバイスした。

 午後の部では、とよたさんの小学校時代の旧友でフルート奏者の若松久仁光さん(56)(仙台市泉区)が飛び入りで“友情出演”。とよたさんが絵本を読むかたわら、フルートの美しい音色を響かせ、講演に華を添えた。とよたさんは「子どもは目を輝かせて楽しんでいた。この教室での経験を糧に、親子のコミュニケーションを深めてほしい」と話していた。

 参加した父母に、教室の感想や、子供への読み聞かせについての疑問点などを聞いた。  会場は、父母そろっての参加者が多かった。10か月の長女を持つ仙台市青葉区、会社員長沢博一さん(36)は「今後はもっと読み聞かせをやっていきたい」と触発された様子。妻の会社員真紀子さん(34)も「肩ひじを張らずに、親も一緒に、自然に楽しみながらやればいいと聞いて安心した」と話した。

スキンシップや本選びなど学ぶ ヒントや手応えつかんだ親子も

 絵本の選び方で困っていたという多賀城市の県立高校教諭大槻聡さん(38)は「親が選ぶだけでなく、図書館でいろいろな本を借りてきて、子供が気に入ったものを買ってやりたい」とヒントを得た様子。8か月の長男がなかなか絵本に興味を持ってくれないという仙台市太白区、会社員江口仁克さん(40)は「子供に話しかけながらやってみたい。母親が読み、父親がスキンシップをとるという方法は参考になる」と手応えをつかんだ様子だった。  「ゆっくりと抑揚をつけ、子供の反応を見ながら読み聞かせたい」(同市宮城野区、会社員山本晶子さん)など、今回得たことを早速家で実行しようと考えている参加者も多かった。

(2003/10/20)

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