21世紀活字文化プロジェクト

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読みきかせ教室

2004/01/19

【東京都府中市】読み聞かせを楽しもうよ!〜東京・府中市で教室

 本や新聞などの活字文化を守り育てるため、読売新聞社が提唱する「21世紀活字文化プロジェクト」の一環として各地で実施されている「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」が1月17日、府中市府中町の府中グリーンプラザで開かれた。読売新聞社が出版関連業界と協力して発足させた活字文化推進会議と出版文化産業振興財団(JPIC)の主催で、今回が12回目。2002年に日本絵本賞を受賞した絵本作家のとよたかずひこさん(56)とJPIC読書アドバイザーの宇野君代さん(61)が講師を務め、45組120人の親子が参加。教室終了後も講師に質問をするなど、熱心な親の姿が目立った。

20040119_01.jpg 教室は2部構成で、午前は乳児から2歳の子ども、午後は3歳から6歳までの子どもを対象に実施。いずれもとよたさんの手作り紙芝居と著書の読み聞かせ、宇野さんの読み聞かせ実践や絵本選びについての講演が行われた。

 午前の部では、子どもたちがくつろいだ様子で両親のひざに座り、とよたさんが読む紙芝居や絵本に聞き入っていた。とよたさんは「読み方が下手であってもかまわない。お父さんとお母さんが楽しめれば子どもも楽しめるはず」と話し、保護者らはメモをとりながら聞いていた。

 さらに親子で一緒に体を使った読み聞かせも紹介。著書「おっとっと」の中で、しろくまのお父さんが子どもを肩車して喜ばせる場面では、会場の父親に「運動がてら体を動かしましょう」と呼びかけ、肩車された子どもたちは歓声を上げていた。

 一方、宇野さんは子どもをひざ上に乗せるのではなく、向き合うように座って行う読み聞かせを紹介。「向き合うことで、子どもの関心がある個所が分かります」とアドバイス。 午後の部でもとよたさんは2つの紙芝居と著書4冊を披露。紙芝居は「この音、なあんだ」「かみなり!」と、子どもたちとの楽しい掛け合いをしながら読み進め、著作はゆったりと優しい声で語りかけるように、読み聞かせていた。

 宇野さんは「主人公が出かけて冒険をして帰って来て幸せになるような絵本を選んで」「抽象的な『美しい』などの言葉にも多く触れさせて」「出版後25年以上たった絵本も安心」などとアドバイスをした。

父母の感想「大切さわかった」

 参加した父母らに、教室の感想や日ごろ抱える読み聞かせに関する悩みや疑問を聞いた。  3歳の長男と参加した府中市の主婦出川志緒里さん(29)は「子どもの好きな絵本に偏らないように出版から20年を経た良い絵本を選びたい」と話した。とよたさんのファンという多摩市の主婦加地恵理子さん(62)は「やさしい気持ちで一緒に楽しむのが大切なんですね」と納得した様子。

絵本の読み聞かせに聞き入る親子

20040119_02.jpg 杉並区の会社員森文作さん(29)は「子どもがとても集中して聞いていた。この年代の子には読み聞かせが大切だとよくわかった」と話していた。  調布市の主婦、田村佳子さん(30)は1歳5か月の長女と参加。「体を使いながら読む方法も聞いたので、ぜひ主人に教えてやってもらおうと思います」  府中市の主婦熊田朋美さん(28)は「今まではひざの上に乗せて読んでいたが、これからは向き合う読ませ方もぜひ試してみたい」と話していた。

(2004/01/19)

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