21世紀活字文化プロジェクト

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読みきかせ教室

2004/04/11

【千葉市】スキンシップ交え楽しむ 千葉で親子200人参加

 親子を対象にした「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」が4月10日、千葉市中央区の市文化センターで開かれた。読売新聞社が提唱する21世紀活字文化プロジェクトの一環で、県内の親子61組計約200人が参加し、人気絵本作家のとよたかずひこさん(56)による絵本や紙芝居の読み聞かせを楽しんだり、読書アドバイザーの安冨ゆかりさん(47)のアドバイスを聞いたりした。

 主催は、読売新聞社と出版関連業界が協力して発足させた「活字文化推進会議」と「出版文化産業振興財団」(JPIC)。

20040411_01.jpg 2歳以下の子供と親を対象にした「午前の部」と、3—6歳の子供と親が対象の「午後の部」の2回に分けて行われた。いずれも約1時間にわたり、とよたさんが自作の紙芝居や絵本を会場の子供や親たちに優しい語り口で読み聞かせた。

 午前の部では、とよたさんが、絵本「おっとっと」を紹介した。絵本に描かれているクマの親子と同じように、参加した親がわが子を肩車したり、抱き上げて左右に揺らすなどして、スキンシップを交えて絵本を楽しんだ。

 前日に完成したばかりのももんちゃんシリーズの最新作「ごくらく ももんちゃん」も披露。不思議な赤ちゃん、ももんちゃんが金魚やサボテンと一緒にお風呂に入る楽しいストーリーで、子どもたちは大喜び。

 午後の部で、とよたさんは、踏切近くで電車が通過する様子を親子で眺める様子を描いた紙芝居「でんしゃがくるよ」を読んだ。「ガタンゴトン、ガタンゴトン」などと電車の走る音を巧みに表現し、子供たちは紙芝居を見入っていた。

 とよたさんは「難しく考えず、家庭でも読み聞かせをしてほしい」と話した。

 午前、午後とも東京・国分寺市の書店で定期的に読みきかせ会を開いている安冨さんが年齢に合わせた絵本を紹介。「読み聞かせに堅苦しい決まりはない。絵本を読むことを目的にせず、一緒に楽しむきっかけとして絵本を使ってほしい」と呼びかけた。

 会場入り口には、乗り物や動物など様々な絵本が約100冊用意され、教室が始まる前から親と一緒にページをめくる子供の姿も多かった。

千葉市美浜区 会社員岡本大輔さん(34)
「読み聞かせは子供のものだと思っていたが、大人も楽しめるとわかった。紙芝居で『次は何が出るかな』と子供がわくわくする気持ちも分かった。家庭で絵本を手作りしているので今後も続けたい」=妻ユリさん(33)、長女実来ちゃん(4)と参加=

成田市 パートタイマー仰木記代子さん(37)
「聞かせようとするのではなく、一緒に動作することが大切だとわかった。参加したことで絵本を選ぶ幅も広がったと思う」=夫敬明さん(33)、長女海湧(みゆう)ちゃん(10か月)と参加=

四街道市 主婦菅原幸子さん(28)
「家ではごく簡単な絵本を読み聞かせ始めたところ。参加はまだ早いかなとも思ったが、紙芝居には集中し、『かわいい』とか『楽しい』といった感情を抱いているようだ。これからどんどん読み聞かせてあげたい」=夫英雄さん(29)、長女陽々紀(ひびき)ちゃん(8か月)と参加=

千葉市緑区 保育士二宮好恵さん(40)
「寝る前に1、2冊、読むようにしている。とよたさんの読み聞かせは、ページをめくる速度や間の取り方がとてもよく、心と本が一つになじんでいると感じた。とても参考になった」=二男悠君(5)と参加=

(2004/04/11)

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