21世紀活字文化プロジェクト

トップ >  読みきかせ教室 > 【山形市】親子で参加、絵本の楽しさ学ぶ

読みきかせ教室

2004/06/27

【山形市】親子で参加、絵本の楽しさ学ぶ

 山形市七日町の子育て支援施設「子育てランドあ〜べ」で26日、設立2周年を記念して「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」が開かれた。午前、午後の2部合わせて60組150人の親子が参加、読書アドバイザーが披露する絵本の読み聞かせに見入った。参加者は「読み聞かせの楽しさ、ポイントが分かった」と目を輝かせていた。

20040627_01.jpg 教室は、読売新聞社が出版関連業界と協力して発足させた活字文化推進会議と出版文化産業振興財団(JPIC)が主催。長野県松本市で児童書専門店を経営するかたわら、JPIC認定の読書アドバイザーとして、年100回の読み聞かせをこなす越高一夫さん(50)を講師に招いた。

 越高さんは、3―6歳の子どもと親が対象の午前の部で「子育てに絵本を」と題し、父母を前に実際に絵本を読み聞かせながら講演。絵本「たまごのあかちゃん」を例に、「卵のページの背景に使われている色が、次のページで生まれる動物の肌の色になっている」などと説明。絵に込めた工夫を発見しながら、親も楽しむことが大切だと訴えた。

 実演で、絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」を読み聞かせた後、「しろくまさんはエプロンを何種類持っていましたか」などと問いかけると、子どもたちは盛んに答えていた。

 2歳以下の子どもと親を対象とした午後の部では、「いきもの」「のりもの」など分野ごとに5冊の絵本を紹介。幼児言葉を経て語彙(ごい)を習得する上での絵本の大切さを述べた。

参加者の声「帰ったら読みたい」

 教室終了後、父母や子どもから様々な感想が寄せられた。

 長男の諒巡ちゃん(1)を連れてきた上山市鶴脛町、主婦林崎美佐子さん(31)は「絵に仕掛けがあったり、デザインが工夫してある本が大切と分かった」と納得した様子。天童市荒谷、主婦田苗智子さん(38)も「子供は絵を見るのが大好き。内容ばかり気にして本を選ぶのを改めないと」と話していた。

 山形市十日町、主婦伊藤小百合さん(37)は「子供がどこを見ているかという話が参考になった。絵をよく見て、読み聞かせ、内容をしっかり伝えていきたい」と満足そうだった。娘の瑠美ちゃん(5)も「虫の話が面白かった。もう1回聞きたいです」と、笑みを浮かべた。5歳の長女と一緒に参加した山形市小立、主婦柴田みゆきさん(40)は「ただ字を読み上げるだけでなく、これからは子どもと一緒に絵本を楽しまなくちゃ」と声を弾ませた。尾花沢市から1人で来た菅野真治さん(46)は「母親に任せっきりだったので反省している。帰ったらすぐにでも子供に絵本を読んであげたい」と張り切っていた。

(2004/06/27)

ページのトップへ

読みきかせ教室

2013年度

2012年度

2009年度

2008年度

2007年度

2006年度

2005年度

2004年度

2003年度