21世紀活字文化プロジェクト

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読みきかせ教室

2007/12/02

【奈良市】読みきかせ、きずな深く〜宮西達也さん講師に

 絵本を子育てに生かすヒントを伝える「お父さんとお母さんの読みきかせ教室」が1日、奈良市登大路町の県文化会館で開かれました。絵本作家の宮西達也さんが講師となり、自作の絵本を読みきかせながら、親子のきずなの深め方などを“伝授”。参加した親子連れら約100人は、笑ったり涙ぐんだりしながら聞き入っていました。

 教室は、読売新聞社が活字文化を守り育てるために2002年11月から始めた「21世紀活字文化プロジェクト」の一環。全国各地で開催され、児童教育の専門家らが講師を務めています。

父親の実践求める

  宮西さんは、「にゃーご」や「おとうさんはウルトラマン」など明るく心温まる作風が人気の作家。身ぶり手ぶりを交えて約10冊を披露しました。

  何でも兄のまねをする幼い妹とのきょうだいのふれあいを描いた「まねしんぼう」などを読み、「僕は子どものころのことを題材によく絵本を描いている」と解説。「子どもをいっぱい褒めて、いい思い出をたくさん残してあげてください」と訴えました。

  食べてしまうつもりだったネズミに慕われ、困っているうちに心を通わせていくネコの物語「にゃーご」などでは「絵本には優しさや勇気が詰まっています。読みきかせながら感想を話し合うことが、子どもの感性を豊かにする」と説きました。

  また、4人の子どもを育てた自身の体験談も明かし、「育児書通りに育つ子どもなんていない。その子にあった子育てを、自分にあったやり方でやればいい」と個性の大切さを話し、「父親も絵本を読み聞かせ、子どもともっとふれあってほしい」と呼び掛けました。

  毎日のように子どもに絵本を読みきかせているという奈良市朝日町の会社員岸村佳樹さん(39)は「父親にとっての育児の話もあって興味深かった」と感心し、娘2人と訪れた生駒市高山町の主婦扇田美幸さん(36)は「絵本は絵にも多くの思いが込められているとわかった。これからは、ゆっくり絵を見て読みたい」と目を輝かせていました。

(2007/12/02)

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