高校の部、得丸さん優勝 中学の部は大津君…大分県大会

 第3回高校・第2回中学校ビブリオバトル大分県大会(大分県教委など主催)が5日、大分市の県立図書館で行われ、高校大会では別府翔青高1年、得丸彪太郎さん(15)、中学校大会では県立大分豊府中3年の大津泰人君(14)が優勝しました。得丸さんは来年1月28日に東京で開催される全国高校ビブリオバトル決勝大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)への出場権を獲得し、大津君も来年3月の全国大会への出場権を手にしました。
 高校大会は20人、中学校大会は18人が出場。1人5分間で書評を発表し、質疑応答の後、聴衆が一番読みたくなった本に投票して「チャンプ本」を選びました。
 得丸さんは「失恋覚悟のラウンドアバウト」(浅倉秋成著、講談社)を紹介。「僕にとって本は学びよりも娯楽。決勝大会でも聴衆の笑いを取って優勝を狙っていきたい」と意気込みを語っていました。
 大津君は「怪物はささやく」(パトリック・ネス著、あすなろ書房)を取り上げました。「1位になれてうれしい。全国大会では日本中の人に本の魅力を伝えられるよう表現力を高めたい」と話していました。

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