2018年04月25日
活字文化推進会議の新しい委員長に浅田次郎氏
読売新聞社と出版業界などで作る活字文化推進会議は4月24日、東京・大手町の読売新聞東京本社で第18回推進委員会を開き、2002年の設立当初から委員長を務めた劇作家の山崎正和氏(84)が退任し、新しい委員長に作家の浅田次郎氏(66)が就任することを全会一致で承認しました。
委員会では、知的書評合戦「ビブリオバトル」のさらなる普及に向け積極的な施策を展開することなどを柱とした2018年度事業計画を決定しました。猪木武徳・大阪大学名誉教授(72)が新たに推進委員に加わることも承認しました。
委員会では、知的書評合戦「ビブリオバトル」のさらなる普及に向け積極的な施策を展開することなどを柱とした2018年度事業計画を決定しました。猪木武徳・大阪大学名誉教授(72)が新たに推進委員に加わることも承認しました。

浅田新委員長は会議の中で、「書店でサイン会を開くと、必ず一定数の文学少年、文学少女が来てくれる。活字離れを悲観するばかりでなく、この層をどう伸ばすか考えていくことが大事だ」と述べ、若い読者層の開拓に期待感を示しました。