秋田代表は秋田南の古谷さん

 秋田県大会が20日、秋田市のイオンモール秋田のセンターコートで行われ、秋田南高2年の古谷涼風さんが決勝大会への出場権を獲得しました。古谷さんは、クリスマスに不幸をプレゼントされた主人公らが幸せをつかもうと奮闘する小説「キャロリング」(有川浩著)を取り上げ、緊迫した場面では声をひそめるなどして、抑揚のある語りで聴衆を引き込みました。古谷さんは2年連続の県代表です。

県代表に決まった古谷さん(右から2番目)、藤原さん(右から3番目)

 中学生の部で優勝した大仙市立大曲中の藤原優作さん(3年)は、人とのつながりを上手に築くための実用書「友だち幻想」(菅野仁著)を紹介しました。
 古谷さんは来年1月、藤原さんは同3月、よみうり大手町ホール(東京都)で行われる全国大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)に出場します。

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