京都代表は南陽の森田さん

 書評合戦「全国高等学校ビブリオバトル府大会」(読売新聞社など後援)が3日、京都市伏見区の龍谷大学深草キャンパスで開かれ、府立南陽高1年の森田耕太郎さん(15)(精華町)が優勝しました。府大会の開催は昨年に続き2回目で、府内8校の14人が出場。森田さんは、地下空間に閉じこめられた男女12人の心理ゲームを描いた「インシテミル」(米澤穂信著)について、「極限状態にある人間の心情が巧みに描写され、緊迫感を味わえる」などと解説して最多の支持を集め、来年1月に東京・よみうり大手町ホールで行われる「マイナビ全国高校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、マイナビ特別協賛)への出場権を獲得しました。
 森田さんは「自分自身が楽しもうとしたのが(聴衆にも)伝わったと思います。全国でも緊張せずに臨みたい」と話しています。

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