北海道代表に札幌聖心・大久保さん

お気に入りの1冊「村田エフェンディ滞土録」を紹介する大久保さん

 高校生がお薦めの本を紹介し、聴衆が一番読みたくなった1冊を投票で決める「ビブリオバトル」の北海道大会(北海学園大学主催、活字文化推進会議共催、読売新聞社後援)が18日、札幌市豊平区の北海学園大学で行われ、札幌聖心女子学院高校3年の大久保絵未さん(17)が優勝した。
 大会には14校から17人が出場し、1人5分の持ち時間で読んだ本の魅力を紹介、約2分間の質疑応答を行った。
 大久保さんは、約100年前にトルコに留学した日本人と現地の人々との友情を描いた青春文学「村田エフェンディ滞土録(たいとろく)」(梨木香歩著)を紹介。「本当の友情とは何か、と改めて考えるきっかけになれる本」と解説し、聴衆の支持を集めた。
 大久保さんは、来年1月に東京で開催される「マイナビ全国高校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、マイナビ特別協賛)に出場する。「大好きな本なので、その魅力を多くの人に伝えることができるように頑張りたい」と話した。

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