【話題の一冊①】「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」 晶文社

 「なんもしない僕を貸し出します」

 2018年6月にTwitter上に突如現れた謎の男。既婚、一男ありの普通の男が「レンタルなんもしない人」のサービスを始めた。対価は国分寺駅からの交通費と飲食代(かかれば)だけ。行列に並ぶ、ただ話を聞く、絵画のモデルになる、カレーを一緒に食べる、離婚届に同行する・・・・などの依頼を受け、「なんもしない」サービスを通じて、ちょっと不思議でこころ温まるエピソードの数々が満載のすべて実話に基づくノンフィクション・エッセイです

                                                           

【著者:レンタルなんもしない人】

1983年生まれ。既婚、一男あり。理系大学院卒業後、数学の教材執筆や編集などの仕事をしつつ、コピーライターを目指すも方向性の違いに気づき、いずれからも撤退。「働くことが向いていない」と判明した現在は「レンタルなんもしない人」のサービスに専従。

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