最激戦区の東京は中央大高の樽本さん、向丘高の古山さんが代表に

 「高校生書評合戦(ビブリオバトル)東京都都大会」(都教育委員会、文字・活字文化推進機構主催)が10月30日、豊島区の帝京平成大学池袋キャンパスで開かれました。全国最多となる各校での予選などで選ばれた代表124人が出場し、中央大学高校3年、樽本咲月(さつき)さん(18)が紹介した「オーデュボンの祈り」(伊坂幸太郎著、新潮社)が最高賞の「チャンプ本」を獲得した。準チャンプ本に選ばれたのは、都立向丘高校2年の古山拓実さん(17)が取り上げた「ボトルネック」(米澤穂信著、新潮社)。2人は来年1月22日に立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)で開催される全国大会(特別協力・立命館大学)の出場権を得ました。
 樽本さんは「好きな本のよさをしっかり伝えられたと思うとうれしい」と喜び、古山さんも「決勝大会を楽しみたい」と笑顔を見せていました。今大会は学校関係者らも会場に集まり、勝ち抜いた6人による決勝投票に参加しました。
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