全国中学ビブリオ、グランドチャンプ本は「同姓同名」

  中学生がお薦め本を紹介しあう「第6回全国中学ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、昭和女子大学共催)が3月19日、昭和女子大学で開催されました。全国各地や首都圏から代表の中学生40人が会場の観客約310人にお気に入りの一冊の魅力を紹介し、質疑応答も活発に行われました。

優勝した竹田さん。「同姓同名」(下村敦史)の魅力を、いきいきと語った

 グランドチャンプ本には、東京都八王子市立由木中学校2年の竹田泉歩樹さんが紹介した「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)、準グランドチャンプ本は大阪市立阿倍野中学校2年、竹歳詞葉さんの紹介した「クジラアタマの王様」(伊坂幸太郎著、NHK出版)、ゲスト特別賞には秋田県三種町立山本中学校3年、櫻田雅さんが紹介した「むらさきのスカートの女」(今村夏子著、朝日新聞出版)がそれぞれ選ばれました。

 「浜村渚の計算ノート」(講談社)や「むかしむかしあるところに、死体がありました」(双葉社)などの著書で知られる作家の青柳碧人さんがトークショーで、中学生らから質問のあった「本を読むことの大切さ」「物語を書く楽しさ」などについて語りました。

決勝進出した5人(上段左側)トークセッションに登場した青柳碧人さん(下段)

 

 

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