21世紀活字文化プロジェクトでは、様々なイベントを開催しております。
紙とデジタル両輪で教育に本、新聞活用訴え 学校教育でICT(情報通信技術)の導入が進む中、読解力の強化などに向けて読書や新聞活用の重要性を訴える「活字の学びを考える懇談会」が発足した。2020年6月には第1回会合が東京・永田町で開かれた。 作家の浅田次郎氏、超党派の国会議員連盟の代表、日
株式会社KADOKAWAは、高校生限定の文学コンテスト“文学はキミの友達。「カクヨム甲子園2020」(読売新聞社後援)の特設サイトを公開し、応募要項を発表しました。読売新聞社内に事務局を置く活字文化推進会議からも、鈴木稔事務局長が最終選考委員として参加しています。 特設サイトはこちら 募集は、し
第7回全国高校ビブリオバトルのキービジュアルを制作した人気イラストレーターhare.さんからのメッセージです。 「YouTubeで初めてビブリオバトルを見て印象に残ったのは、高校生のみなさんの目がまぶしいほど輝いていたこと。イラストには、みなさんの心の内に秘めている強さを表現しました。今年も高校ビ
3月29日に昭和女子大学で開催を予定していた第3回全国中学ビブリオバトル決勝大会は中止といたします。大会事務局では、新型コロナウイルスの感染問題を受け、開催の可否を検討してきましたが、終息の見通しが立たない状況で感染拡大防止の観点から中止の決定にいたりました。 ご応募いただいた皆様方には、誠に申し
西南学院大学卒業の作家、沼田真佑さんの芥川賞受賞作品「影裏」の映画化を記念して、沼田さんと大友啓史監督の公開対談を「西南学院講座inTokyo」と銘打って2020年1月に開催します。テーマは「文学と映像のハーモニー」。沼田さんは2017年に同作で芥川賞を受賞、大友監督は「るろうに剣心」シリーズを始め
今年で10回目を迎える「全国大学ビブリオバトル首都決戦」の総合司会者が決まりました。松竹芸能所属のお笑い芸人「カモシダせぶん」さん、フリーアナウンサーの金本美紀さんが務めます。カモシダせぶんさんは読書好き芸人として知られ、「松竹お笑いビブリオバトル」で優勝した経歴があります。金本さんは昨年の大阪決戦
料理研究家の土井善晴さんが「一汁一菜和の心と言葉」をテーマに語ります。コーディネーターは文化情報学部の福永智子教授。定員100人(全席自由)。聴講券が必要です。応募多数の場合、抽選のうえ、聴講券の発送を持って発表にかえさせていただきます。 【イベント名】椙山女学園大学活字文化公開講座 【開催日時
10月12日に盛岡市のクロステラス盛岡で開催予定だった岩手県大会、同13日に青森大学で開催予定だった青森県大会は、台風接近により、交通機関の乱れが予想されるため、中止となりました。
第10回全国大学ビブリオバトル首都決戦が12月22日に東京・大手町のよみうり大手町ホールで開催されます。各地の地区決戦を勝ち抜いた36人の大学生が出場、大学生のお薦め本日本一が決まります。 ゲストは俳優の鈴木勝吾さん=写真=です。昨年11月開催された「ビブリオバトル☆スター決戦」に
関西大学と読売新聞社では、毎年作家の方々を招き「読書教養講座」を開催しています。今回は、「風に舞いあがるビニールシート」で第135回直木賞を受賞した森絵都さんが「ゼロから紡ぐ、読み手に託す」をテーマに、同大の柏木教授と語り合います。この講座に500名をご招待いたします。当選メールあるいは聴講券が必要
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日