高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
発表者がお薦めの一冊を紹介し、観客が一番読みたくなった本を投票で決定する書評ゲーム「ビブリオバトル」で、異例の出来事が起きている。2023年から今年1月にかけ、中学生、大学生、高校生が参加したそれぞれの全国大会で、下村敦史さん(42)の小説『同姓同名』(幻冬舎文庫)が、すべての優勝本(グランドチャン
高校生がお薦めの一冊を紹介し合う書評合戦「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」が1月28日、東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで開かれた。都道府県大会、読売中高生新聞大会を勝ち抜いた49人のバトラーが出場。聴衆約500人の投票で、「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)を紹介した埼玉県立越ヶ
第10回全国高校ビブリオバトル決勝大会(1月28日・東京国際大学池袋キャンパス)の会場では、読売新聞社と読売光と愛の事業団が実施している能登半島地震被災者救援金への協力を呼びかけ、来場者から2万9830円の募金が集まった。救援金は全額、石川県など被災地の自治体に送り、義援金として被災者の救援に役立て
2024年1月28日@東京国際大学池袋キャンパス 決勝進出者の推し本 発表者 推し本 著者名 出版社など 埼玉県 福本皓埜 (越ヶ谷) 同姓同名 下村敦史 幻冬舎文庫 ※グランドチャンプ本 京都府 木原琉翔 (京都市立日吉ケ丘
高校生がお薦め本を紹介し、聴衆が最も読みたくなった本を投票で決める「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、東京国際大学特別協力)が28日、東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで開かれ、「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)を取り上げた埼玉県立越ヶ谷高校1
東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで2024年1月28日に開かれた「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、東京国際大学特別協力)で、優勝した埼玉県立越ヶ谷高校1年の福本皓埜(ひろや)さんは「周りは強い人ばかりで、まさか優勝できるとは思わなかった。最
東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで先月28日に開かれた「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、東京国際大学特別協力)で、関西創価高校1年の神前拓望(こうさきたくみ)さん(16)が取り上げた「吉祥寺の朝日奈くん」(中田永一著、祥伝社)がゲスト特別賞
東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで1月28日に開かれた「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、東京国際大学特別協力)で、伊勢崎興陽高校3年の小此木陽菜(ひな)さん(17)が優秀賞に選ばれた。 ビブリオバトルは、お気に入りの本を5分間で紹介し
全国の高校生が自分の「推(お)し本」の魅力を全力でアピールする書評合戦「全国高校ビブリオバトル」の読売中高生新聞大会が12月23日、オンラインで開かれました。各地から結集した35人による白熱のバトルの末、大阪府の関西創価高校1年、神前拓望(こうさき・たくみ)さん(16)が優勝しました。神前さんと、準
三重…高校の部は松本陽菜さん、チャンプ本は「タガヤセ!日本『農水省の白石さん』が農業の魅力教えます」 中高生がお気に入りの本を紹介する書評合戦「ビブリオバトル」の三重県大会(県教育委員会主催、活字文化推進会議など後援)が26日、県津庁舎(津市)で行われた。 中学生大会では、「人間
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日