大学との共催で行う公開講座です。作家や評論家などの講演のほか、開催大学の教師との対談もあります。
きっかけ――川村さんは映画プロデューサーとして活躍されています。今回、小説を書こうと思ったきっかけを教えてください。川村ベストセラー小説『悪人』を映画化するとき、原作者の吉田修一さんと1年半にわたって、一緒に脚本をつくっていきました。その時、「小説と映画で表現できることはこんなに違う」と気づきました
基調講演「ステキをつくる本の魔法」谷村志穂さんあなたはどんな主人公?20代の時に最初の小説を発表しました。大学の研究室を舞台に、心の中にあることをうまく表せず、先生の研究助手を務めながら淡い思いを抱え、揺れている主人公を描きました。それから20年以上、書いています。20年も続けていると大抵のことはう
【日時】11月15日(木)17時〜19時(開場16時30分)【会場】椙山女学園大学星が丘キャンパス(名古屋市千種区)【プログラム】16:30開場17:00開演、主催者挨拶17:10基調講演講師谷村志穂さん17:55トークセッション谷村志穂さん・中江有里さん(コーディネーター脇田泰子准教授)19:00
主催者挨拶山本英夫創価大学学長活字文化は偉大な教師活字文化は、若者の心に光をともす偉大な教師ではないでしょうか。本学では、こよなく本を愛する創立者、池田大作先生の気持ちをくんで、4年間で500冊を読もうという運動を行っております。100万冊以上の蔵書がある図書館は、学生たちでいつもいっぱいです。活字
対談大津秀一さん&和田裕美さん終末期医療―大津医師は、終末期医療の専門家として、1000人以上の患者さんの死を見届けてこられた。近年、がんの告知率の上昇などによって、終末期医療の重要性が増していると言われています。【大津】確かに15年ほど前から告知に関する考え方が大きく変わりました。現在は、きちんと
宮本輝さん基調講演「心と言葉」簡潔な言葉こそ名文25歳の時に突然、パニック症候群という、それもかなり重症の病気にかかりました。今は、心の病として、知られていますが、当時は何もかもノイローゼという一言ですまされた時代でした。電車に乗ろうとすると、めまいがして倒れそうになる。1駅も乗っておれない。サラリ
■開催概要【日時】12月17日(土)午後1時30分〜3時(午後1時開場予定)【場所】創価大学大教室棟S202教室(東京都八王子市丹木町1-236)JR八王子駅からバスで20分地図※会場が変更になりました。お間違えのないようお願いします。■応募要項【申し込み】はがき、ファックス(03・3217・430
対談やましたひでこさん&釈徹宗さんモノがある悩み【釈】昨年の流行語大賞にもノミネートされた断捨離(だんしゃり)。初めは聞き慣れない言葉でしたが、かなり定着してきましたね。【やました】モノを断ち、ガラクタを捨てれば、執着も離れていく―その漢字3文字を取って断捨離。身の回りにはモノがあふれ、あれ
対談東川篤哉さん&瀧井朝世さん対談する東川篤哉さん(右)と瀧井朝世さんユーモアミステリー【瀧井】『謎解きはディナーのあとで』で本屋大賞の受賞、おめでとうございます。全国の書店員が一番売りたい本に選ばれた感想は。【東川】ひとり自宅で待機していたところに、出版元の小学館から受賞の知らせをもらいました。電
対談貴志祐介さん&有栖川有栖さん貴志祐介さん(写真右)と有栖川有栖さん(写真左)は大の阪神ファン。甲子園球場で一緒に野球観戦したことも=安斉晃撮影共通点―お2人とも、1959年の大阪生まれで、大学は京都。卒業後はサラリーマンを経て、作家になるなど共通点が多いですね。【有栖川】確かに、同じ空気を吸って
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日