21世紀活字文化プロジェクトでは、様々なイベントを開催しております。
基調講演「読書は脳を活性化する」 養老孟司さん(北里大大学院教授) 本を読むことで脳に起こる変化を科学的に検証するのは、大変難しい。 厳密に証明するには、零歳から例えば20歳ぐらいまで成長を追跡する必要がある。それぞれの子供が、どれだけどんな読書をしてきたかと、それぞれの成長後の性格や能力を比較し
基調講演「本を捨てるな」安藤忠雄さん(建築家)人間は食べなければ単純に腹が減る。身体に栄養が足りなければ生きられない。けれど、心の栄養、教養は、足りずとも生きていける。大学卒業後、社会に出てから、しっかり考えねばならない内容のある本を年に3冊も手に取る余裕のある人は少ないだろう。今の日本人は、物質的
基調講演「ミステリーと私」大沢在昌さん(作家)読者が育てる人気作家ベストセラーをいかに生むか、ロングセラーとしていかに残すか——。読売新聞社と出版業界などで作る活字文化推進会議は、5月15日、第6回「活字文化推進フォーラム」を札幌市の札幌共済ホールで開き、人気ミステリー作家ら
基調講演「ことばの誕生と読書」井上ひさしさん(作家・劇作家)話し言葉だけではダメ〜幼時から読書機会を世界のベスト5に入る児童図書館に、(アメリカの)シアトルの市立児童図書館がある。ここで、特徴的なのは、退職した60歳以上の男性、女性がボランティアで支えていること。子供たちは、何か分からないことがある