読書に焦点をあてた大学での新しい試みです。
単位が修得できる正規授業で、作家などを招いた特別授業(一般公開)もあります。
西南学院大学読書教養講座一般公開授業基調講演「作家の誕生」/馳星周さん小説家には二つのタイプがあります。一つは若い時から切磋琢磨(せっさたくま)して、夢を実現した人。もう一つは成り行きでなった人です。小説でも書くか、小説を書くしかないかという感じで、私は、その『でも・しか作家』です。子供の時から家に
関西大学読書教養講座一般公開授業基調講演「古本屋の本の読み方」/出久根達郎さん私には、小説家と古本屋の親父(おやじ)という二つの顔がある。今日は古本屋の親父としてお話ししたい。東京・神田では、毎年秋に古本まつりが行われる。今年はこれまでに1冊しかないと言われていた、藤村操の『煩悶記』の2冊目が出品さ