大学との共催で行う公開講座です。作家や評論家などの講演のほか、開催大学の教師との対談もあります。
辻仁成さん推薦 書名 著者 出版社 赤と黒(上・下) スタンダール著/野崎歓訳 光文社 私たちがたがいをなにも知らなかった時 ペーター・ハントケ著鈴木仁子訳 論創社 バーナム博物館 スティーヴン・ミルハウザー著柴田元幸訳 白水社
〜トークショー〜何かを見つける楽しみ/辻ページめくる感覚大事/江國【辻】江國さんとは『冷静と情熱のあいだ』という作品を、ちょうど10年くらい前に計画して、それが最初のコラボレーション(共同制作)。あの時はラブストーリーだったんだけど、今度は生涯をまたぐような大きな話は書けないだろうかと。それが『右岸
参加申し込みは、はがきかEメールで、1)郵便番号、住所2)氏名、年齢3)職業、4)電話番号(複数名の場合は全員分)5)第17回「新!読書生活」係を明記して下記にお送りください。応募者多数の場合は抽選になります。参加費は無料です。〒100−8055東京都千代田区大手町1−7−1読売新聞東京本社内活字文
基調講演◆学生に読書と恋愛の勧め今年は「源氏物語」が生まれて1000年。作者の紫式部は役人の娘として生まれ、上流階級へのあこがれを基に物語を書いたといわれる。「やんごとなき貴公子がこんな恋をしたらすばらしいな」と。これは今なら少女漫画やライトノベル、ケータイ小説に通じる感覚だ。「活字文化」といっても
重松清さん推薦本 「さえない高校生の前にスーパー兄貴が現れた」(成り上がり) 「『おれたち』から『おれ』へこれは青春文学だ」(いつも見ていた広島) 書名 著者 出版社 新装版矢沢永吉激論集 成りあがり HowtobeB
県書店名住所北海道紀伊國屋書店オーロラタウン店札幌市中央区大通西1-14-2東京旭屋書店札幌店札幌市中央区北5条西2-5JRタワー札幌ステラプレイス5F久住書房札幌市西区琴似2条7メシアニカビル文教堂桔梗店函館市桔梗3-30-11喜久屋書店小樽店小樽市築港11番5番街2F帯広喜久屋書店/ザ・本屋さん
基調講演/重松清さん根っこに『成りあがり』30年前のぼくは、山口県の小さな町で暮らしている全くさえない高校1年生でした。部活動のハンドボールもすぐにやめてしまうし、女の子とつきあうこともない。当時はつっぱりと言ったんですが、悪いことをする度胸もない。それでも何かをやりたい、おれがこのまま終わるはずが
基調講演/児玉清さん私が面白小説のファンになったのは戦争中、国民学校3、4年生のころでした。同級生が講談本を貸してくれたのですが、なんと面白い本が世の中にはあるものだと驚かされました。伊東一刀斎や千葉周作など実在の剣豪を登場させながら、例えば悪人を投げ飛ばしたらアメリカまで飛んでいってしまったといっ
「新!読書生活」出演者のおすすめ本一覧 ~児玉清さん推薦~ 「どんでん返しのどんでん返し。きらめく悪人の魅力を味わって下さい」(ウォッチメイカー) 「法廷劇の最高傑作」(依頼人) 書名 著者 出版社 価格
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日