高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
全国の高校生日本一を決めるビブリオバトルの決勝大会が2018年 1月28日(日)早稲田大学で行われます。 県大会、ブロック大会を勝ち抜いた44名のチャンプが東京に集結 し、今年度のグランドチャンプを目指します。 主催:活字文化推進会議共催:早稲田大学主管:読売新聞社 後援:文部科学省など
「第3回大阪府中高生ビブリオバトル大会」(大阪府教育委員会主催、活字文化推進会議協力)が16日、大阪府東大阪市の府立中央図書館で開かれました。11月の予選を勝ち上がった府内計16の中学、高校の代表が出場し、高校生部門は関西創価高1年の徳永勇人さん(16)が優勝しました。徳永さんは来年1月28日に早
高校生ビブリオバトル三重決戦2017が10日、津市内で行われ、「物語のおわり」(湊かなえ、朝日新聞出版)を紹介した伊勢高校3年の山本京佑さんが優勝しました。山本さんは、1月28日に早稲田大学で行われる決勝大会に出場します。 決勝戦の紹介本 高校名 氏名 紹介本 伊勢
全国高等学校ビブリオバトル2017栃木県大会が10日、栃木県庁で行われ、「焼肉のすべてオトナのための永久保存版肉大全」(田辺晋太郎著、宝島社)を紹介した真岡高校2年の谷田部慧さんが優勝しました。谷田部さんは、1月28日に早稲田大学で行われる決勝大会に出場します。 決
全国各地の予選を勝ち抜いた高校生44人が一堂に集結、お気に入りの1冊を紹介します。ゲストは早稲田大学教授の片山善博さん、芥川賞作家の川上未映子さん、お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さん。観戦券が必要です。 【日程】2018年1月28日(日)正午~ 【場所】早稲田大学(東京都新宿区) 【応募方法
高校生がお薦めの本の魅力を紹介し、一番読みたくなった本を聴衆の投票で決める「全国高校ビブリオバトル2017」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の長野県大会が23日、松本市の松本工業高校で初めて開かれ、須坂高校2年の畠美沙希さん(17)が優勝しました。畠さんは、来年1月に東京で行われる全国大会に
全国高等学校ビブリオバトル山形県大会が23日、山形市の遊学館で行われました。山形県大会は今回が初開催となり、18人が出場し東京での決勝大会を目指して、お気に入りの本のプレゼンテーションをしました。 結果は「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」(宝島社)を紹介した酒田東高校1年の池田朱莉
「彩の国高校生ビブリオバトル」(埼玉県教育委員会主催)が19日、さいたま市浦和区のさいたま市民会館うらわで行われ、春日部高1年小池健太さん(16)が優勝しました。 埼玉県内38校の代表46人が大会に出場。予選、準決勝を経て4人が決勝に臨みました。 小池さんは、奥田英朗の小説「純平、考え直せ」(光
高校生書評合戦ビブリオバトル(香川県教委など主催)が18日、高松市片原町の市生涯学習センターで開かれ、県立高松南2年の東媛(ひがし・ひめ)さん(17)が優勝しました。東さんは来年1月の決勝大会(東京)に出場します。 11人による予選を勝ち抜いた4人が決勝戦に参加。東さんは小説「きらきらひかる」(江
来年1月に東京で開催される「全国高校ビブリオバトル2017」決勝大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)への出場者を決める長崎県大会が17日、諫早市の諫早文化会館で開かれ、長崎南山高2年の小嶺賢人さん(17)が優勝しました。 高校の図書部員や図書委員が参加する「県高校総合文化祭図書部門」の一
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日