高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
「ビブリオバトルやまなし2017」(山梨県教育委員会主催、活字文化推進会議共催、読売新聞社後援)が8日、甲府市の山梨県防災新館で開かれました。 高校生の部では、「スキップ」(北村薫著、新潮社)を紹介した駿台甲府高2年の渡辺夏蓮さん(17)が優勝。来年1月の「全国高校ビブリオバトル2017」決勝大会
「全国高校ビブリオバトル2017」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の東海大会が9日、名古屋市千種区の椙山女学園大学で開かれました。 愛知、三重、静岡3県の17校の代表が出場。「哲学的な何か、あと科学とか」(飲茶、二見書房)を紹介した東海高校2年、青木勝之さん(16)が優勝しました。青木さん
高校生がお薦めの本を紹介する書評合戦「宮崎県高校ビブリオバトル大会」(宮崎県教委主催)が7日、宮崎市の若草通アーケードで開かれた。15校から1人ずつ出場し、高鍋2年の岩村柚希さん(17)が優勝した。岩村さんは来年1月に東京で開かれる全国大会(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)への出場権を得た。
2018年1月東京で開催される決勝大会を目指して各地でブロック大会、県大会が行われています。今回は岐阜県大会の出場者・観戦者を募集します。【日時】11月4日(土)13時30分~(13時より受付開始) 【会場】岐阜県図書館 【発表者】岐阜県内の高校生、特別支援学校(高等部)生、高専生(1月年か
富山市の富山大学五福キャンパスで1日に開かれた「全国高校ビブリオバトル2017」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の北陸大会で、富山県立高岡工芸高校3年、若林隆(りゅう)さん(18)が優勝し、来年1月28日に早稲田大学(東京都新宿区)で行われる決勝大会への出場権を獲得しました。 若林さんは、
「全国高校ビブリオバトル2017」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の静岡県大会が30日、静岡市駿河区の静岡県立大学で開かれ、浜松市立高校2年藤井春人さん(17)が優勝しました。藤井さんは来年1月に東京で行われる全国大会へ出場します。 県大会には過去最多の37人が参加し、予選を通過した6人が
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2018年1月28日に行われる「全国高等学校ビブリオバトル2017」決勝大会出場に向け、各地でブロック大会が開催されています。決勝大会への出場権は、ブロック大会のほか、各都府教育委員会などが主催する都府県大会でチャンプ本を獲得した高校生にも与えられます。 ここまで、ブロック大会は5大会が終了
「全国高校ビブリオバトル京都府大会」が9月24日、京都市伏見区の龍谷大学で開かれ、府立向陽高1年、辻本匠さん(16)が優勝し、来年1月に東京で開催される全国大会への出場権を得ました。 京都府大会の開催は初めてで、府内11校の15人が出場しました。 辻本さんは、脳移植による人間の人格の変化や葛藤を
「全国高校ビブリオバトル2017」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の北海道大会が17日、札幌市豊平区の北海商科大学で開かれ、「LIFE人間が知らない生き方」(麻生羽呂、篠原かをり著、文響社)を取り上げた旭川実業高校3年、田端健浩さん(18)が優勝しました。田端さんは来年1月28日、早稲田大学
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日