高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
椙山女学園大学で7日に開催された愛知県大会には県内11校の14人が出場。「とりかえばや物語」(田辺聖子、文芸春秋)を紹介した旭丘高、野村珠緒さん(写真右から2番目)が優勝しました。野村さんは「平安時代の奇想天外なラブコメディー。女性のような兄、男性のような妹が登場し、内容に衝撃を受けた。皆さんもぜひ
今年で2回目となる山形県大会は10月28日(日曜日)、山形市中央公民館で開かれます。午後0時半開会。 件名にビブリオバトル観戦、氏名、年齢、性別、職業、連絡先(メールアドレスかファクス番号)を記載し、takahashitakesh@pref.yamagata.jpかファクス023-630-2774
全国高等学校ビブリオバトル静岡県大会が29日、常葉大学草薙キャンパスで行われました。来年1月の決勝大会のキップを賭けたこの大会には県内30校48名が出場しました。午前中の予選を通過した8名で決勝戦が行われ、チャンプ本は富士宮西高校2年の遠藤駿介さんが紹介した「最後のトリック」(深水黎一郎著河出書房)
初の愛知県大会は7日(日曜日)、名古屋市千種区の椙山女学園大で開催されます。事前の申し込み不要で観覧自由。 開会式は午後1時半。バトルは午後2時からスタート予定です。会場はメディア棟001教室です。(下図Dの建物です)http://www.sugiyama-u.ac.jp/univ/campus/
福岡県大会は12月1日(土曜日)に福岡市早良区百道浜の市総合図書館で行われます。よかたい図書館共同事業体主催、福岡市総合図書館、活字文化推進会議共催、県教委など後援。優勝者は2019年1月20日に東京で行われる決勝大会の出場権を獲得します。 出場希望者は学校名、担当教諭名・連絡先、発表者・学年、紹
高知県初の予選会が11月24日、高知市追手筋のオーテピア高知図書館で開催されます。午後1時半開会。チャンプ本を獲得した高校生は、来年1月に東京で開催される決勝大会に招待されます。 対象は高知県内の高校在籍者。出場希望者は申し込み件名を「発表者申込」とし、①学校名、学年②発表者名、ふりがな③紹介する
「全国高等学校ビブリオバトル島根県大会」は10月14日、松江市のくにびきメッセで開催されます。県図書館協会主催、活字文化推進会議共催、県教委、読売新聞社後援。出場を希望する場合、①学校名②学年、発表者(ふりがな)③紹介する本、出版社、著者④担当教諭名⑤電話番号・メールアドレスを明記し、ファクス(08
「第5回全国高校ビブリオバトルin東京」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)が9日、東京都武蔵野市の成蹊大学で開かれました。 1都8県64校の代表が、二つのブロックに分かれて争い、「どちらかが彼女を殺した」(東野圭吾著、講談社)を紹介した千葉県立国分高校2年廣部太一さん(17)と、
全国高校ビブリオバトル宮崎県大会は10月20日(土曜日)、宮崎市中心部の商店街、若草通りアーケード内の特設ステージで行われます。午後1時20分から予選、決勝戦は午後2時半スタート予定。チャンプ本を獲得した高校生は来年1月に行われる決勝大会の出場権を獲得する。出場、観戦に関する問い合わせは、県教育庁高
全国高等学校ビブリオバトル奈良県大会が11月10日に、県立図書情報館(奈良市大安寺西)で開かれます。募集要項など詳細は、9月中に同館ホームページにアップされます。 問い合わせは、同館(0742・34・2111、午前9時~午後8時、月曜休館)。 過去のデータはこちら 全国高等学校ビブリオバトル公
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日