栃木県代表に稲川敬己さん!

 高校生がお薦めの本を紹介する書評合戦「全国高校ビブリオバトル2019」の栃木県大会が8日、県庁で開かれ、佐野日本大学高等学校2年、稲川敬己さん(16)が優勝しました。
 県大会には24校からバトラー24人が出場。5会場に分かれ予選を勝ち抜いた5人が県大会決勝に進みました。

 5人は200人を超える聴衆を前に、一人5分間の持ち時間で、おすすめの一冊の魅力をプレゼン。3分間の質疑応答を経て、聴衆が最も読みたくなった本を多数決し、稲川君が紹介した「そして、星の輝く夜がくる」(真山仁著、講談社文庫)がチャンプ本に決定しました。

 稲川さんは、「被災地の小学校を舞台にした物語で、被災地の人々の心情がリアルに描かれており、本を読んで泣いたことのない自分が初めて泣いた。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい」と、語りました。
 稲川さんは来年1月26日に東京・よみうり大手町ホールで行われる全国高校ビブリオバトル2019決勝大会に出場します。決勝大会の詳細はコチラです。

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