愛媛のチャンプ本「決壊」、代表は松山西中等教育の高田さん

     高校生が愛読書を紹介し合って、最も読みたい本を投票で決める「全国高校ビブリオバトル愛媛県大会」(媛の国ビブリオバトル実行委員会主催、松山東雲女子大・短期大、活字文化推進会議共催)が、松山市桑原の松山東雲女子大で開かれました。平野啓一郎さんの小説「決壊」の魅力を語った県立松山西中等教育学校5年の高田咲弥(さや)さん(17)が優勝、来年1月22日に大阪府茨木市の立命館大大阪いばらきキャンパスで開かれる決勝大会(特別協力・立命館大学)に出場します。
 県大会が開かれるのは3年ぶり。高田さんは、殺人事件を題材にした2008年の作品を紹介し、「多角的な視点から事件が描かれている。インターネットを使ったいじめや誹謗(ひぼう)中傷などが出てきて、今の時代だからこそ紹介したい」と述べました。
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