京都で小学生ビブリオバトル、優勝は鈴木瑞穂さん「成瀬は天下を取りにいく」を紹介

 好きな本の魅力を紹介しあう書評ゲーム「ビブリオバトル」の小学生向けワークショップ(文字・活字文化推進機構主催)が8月2日、京都市中京区の丸善京都本店で開かれた。

京都での小学生ビブリオバトルを制した鈴木瑞穂さん

 本の楽しみ方を広げるため、参加者が薦める本を一緒に楽しむ企画。京都府や大阪府などの小学5、6年生10人が、お気に入りの本を1冊持参して参加した。ルールについて説明を受けた後、本の魅力を3分間で発表した。
 大津市を舞台に描かれた青春小説「成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈著)を紹介し、会場で最多の票を集めた京都市立新町小6年の鈴木瑞穂さん(11)は「マイペースで、格好いい主人公の良さが伝わるように工夫した」と話していた。

会場の京都丸善には、参加者の笑みが広がった

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