お気に入りの本を紹介しあう書評ゲーム「ビブリオバトル」の小学生ワークショップが１０月２８日、東京都多摩市落合の市立中央図書館で開かれます。小学生にビブリオバトルの面白さを伝えるワークショップは、この夏に東京・有明ガーデンと京都・丸善京都本店でも行われ、多摩が２０２３年度の第３弾となります。

　ビブリオバトル普及委員会の益井博史さんが、京都でのワークショップに続いて講師を務めます。書店のないソロモン諸島で子どもたちにビブリオバトルを広めた経験を持つ益井さん。ビブリオバトルの楽しみ方を手ほどきするだけでなく、南の島での愉快で珍しい体験談も聞かせてくれます。

講師の益井さん（右）と楽しくビブリオバトルを学ぶ小学生（２０２３年８月、丸善京都本店で）

真新しい図書館で

　お気に入りの一冊と筆記用具だけ持ってくれば、準備は何もいりません。小学５、６年生が対象で、定員２０人（応募多数の場合は抽選）。保護者の送迎は必要ですが、参加は無料です。初心者も大歓迎で、終了後には本の好きな友だちの輪が広がる交流会も予定しています。

　多摩市立中央図書館は京王線・小田急線・多摩都市モノレールの多摩センター駅から徒歩７分の場所にあり、７月に新築・開館したばかりです。応募はこちらのページ内にある申し込みフォームで受け付け中。問い合わせは、主催の文字・活字文化推進機構（０３・３５１１・７３０５）へ。