「クリスマス・ピッグ」がチャンプ本、吉田ひらりさん紹介…東京・多摩での小学生ビブリオバトルWS

 好きな本の面白さを紹介しあう書評ゲーム「ビブリオバトル」の小学生向けワークショップが28日、東京都多摩市の市立中央図書館で開かれた。4~6年の計11人がお気に入りの1冊を持って参加し、それぞれが本の魅力を発表した。

最多の票を獲得した吉田ひらりさん

 文字・活字文化推進機構の主催。参加者は体験記「ソロモン諸島でビブリオバトル」著者の益井博史さんからルールや楽しむコツを教わった後、通常のビブリオバトルよりも2分短い3分間でスピーチした。

 

 最多の票を集めて「チャンプ本」になったのは、私立カリタス小6年の吉田ひらりさん(11)が紹介した小説「クリスマス・ピッグ」(J・K・ローリング著、静山社)。吉田さんは「発表はドキドキしたけど、好きな本を思い切り語れたし、質問もたくさんしてもらえて、楽しかった」と笑顔で話した。

 

 館内では絵本専門士による読み聞かせも行われた。

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