昭和女子大代表は三村紗楽さん、伊坂幸太郎「死神の精度」を紹介…全国大学ビブリオバトル首都決戦

 昭和女子大学(東京都世田谷区)で11月12日、「第14回全国大学ビブリオバトル~首都決戦~」の予選が行われ、三村紗楽さん(3年)が紹介した「死神の精度」(伊坂幸太郎著、文春文庫)がチャンプ本に選ばれた。

開催校枠を射止めた三村さん

 全国大学ビブリオバトルには今年、初めて開催校枠が設けられ、本戦(首都決戦)の会場となる昭和女子大の代表者が、ご当地の期待を背負って出場することになった。この日は、校内予選で勝ち残った3人が、全国大会の出場権を競った。

 

 「死神の精度」は、人間の生死を決める死神が対象者を7日間調査し、その生死を決定するというミステリー。三村さんは「全然怖くない、ワクワクするミステリー。最後に主人公たちが人生の希望を見出していく。伏線の回収も見事」と、聴衆に熱く語りかけた。

 

 三村さんは12月17日に行われる首都決戦 に出場し、全国の予選ブロックを勝ち抜いてくる約30人と日本一の推し本を競う。「お気に入りの一冊の魅力が伝わってとても嬉しい。全国大会も全力で頑張りたい」と抱負を語った。

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