埼玉・越ヶ谷高1年の福本皓埜さんが優勝【動画・写真特集つき】全国高校ビブリオバトル決勝大会

 高校生がお薦め本を紹介し、聴衆が最も読みたくなった本を投票で決める「第10回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、東京国際大学特別協力)が28日、東京都豊島区の東京国際大学池袋キャンパスで開かれ、「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)を取り上げた埼玉県立越ヶ谷高校1年の福本皓埜(ひろや)さんが優勝した。※写真特集はこちら、出場者の紹介本リストはこちら

優勝した福本さんの発表(1月28日、東京国際大学池袋キャンパスで)

「同姓同名」を紹介

 準優勝には「カキフライが無いなら来なかった」(せきしろ・又吉直樹著、幻冬舎)を紹介した京都市立日吉ケ丘高校2年の木原琉翔(りゅうと)さんが選ばれた。東京国際大学賞は「月と日の后」(冲方丁著、PHP研究所)を語った鹿児島県立加治木高校2年の宮路結愛(ゆあ)さん、ゲスト特別賞は「吉祥寺の朝日奈くん」(中田永一著、祥伝社)を扱った読売中高生新聞代表で関西創価高校1年の神前拓望(こうさき・たくみ)さんが手にした。

 

 決勝大会には47都道府県の地方大会と読売中高生新聞大会を勝ち抜いた計49人が出場し、8組に分かれた予選の最多得票者たちが最後のバトルに進出した。幕間にはゲスト作家のトークセッションもあり、朝井リョウさんと高瀬隼子さんが作家生活の秘話を明かし、約500人の聴衆を楽しませた。※東京国際大学のニュースリリースはこちら

 

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