高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
「本を通して人を知る人を通して本を知る」をコンセプトにする書評合戦「ビブリオバトル」は、良書との出会いだけでなく、いま社会で求められている「プレゼンテーション」力を自然に身に付けることができる知的ゲームです。2015年の夏から全国各地で「全国高等学校ビブリオバトル」の地区大会、都府県大会が開催されて
全国10都市で開催されてきたブロック大会最後の大会です。2府4県から20校が出場、決勝大会の出場権を目指します。チャンプ本、準チャンプ本を獲得した生徒に、出場権が与えられます。【日時】12月6日(日)午後1時開会【場所】立命館大学いばらきキャンパス(大阪府茨木市岩倉町)【応募方法】ファクス(03・3
全国高校ビブリオバトル関東甲信越大会を開催します。活字文化推進会議共催。対象は東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、群馬、栃木、長野、新潟、山梨各県内の高校生で、優勝者は、来年1月に東京で開催される全国高校ビブリオバトル2015決勝大会に出場します。学校代表または学校推薦を受けた生徒。【日時】11月23日
◆本を知る人を知る高校生たちがお薦めの本を熱く語り合う「全国高等学校ビブリオバトル2015」。来年1月の決勝大会の出場権をかけた地方大会がまもなくスタートするのを前に、昨年度の第1回大会優勝者と準優勝者、積極的にビブリオバトルに取り組んでいる東京都立小石川中等教育学校の教諭が、考案者の谷口忠大(ただ
北海道の高校生が対象。優勝者は、来年1月に東京で開催する全国大会に招待します。【日時】8月16日(日)午後0時半開会【場所】北海道大学(札幌市北区)【応募方法】メールの件名に「北海道大会参加希望」と書いて、本文に学校名・学年、発表者名(ふりがなも)、紹介する本・出版社・著者、担当教諭または司書、連絡
お薦めの本の魅力を紹介しあって、どの本が読みたくなったかを聴衆の多数決で決めます。対象は中国地方の高校生。優勝者を来年1月に東京で開催予定の全国大会に招待します。【日時】8月1日(土)午後1時開会【場所】岡山県立大学(岡山県総社市)【応募方法】ファクス(03・3217・4309)かメール(bib@y
全国高校ビブリオバトル広島県大会を開催します。活字文化推進会議共催。対象は広島県内の高校生で、優勝者は、来年1月に東京で開催される全国高校ビブリオバトル2015決勝大会に出場します。学校代表または学校推薦を受けた生徒。【日時】7月19日(日)午後1時開会【場所】広島修道大学(広島市安佐南区)【応募方
決勝大会では、4グループに分かれて予選が行われ、決勝に出場する4人を決めた。観戦者ら約400人の投票で、「冷たい校舎の時は止まる」(辻村深月著、講談社)を紹介した東海地区代表の日本大学三島高校(静岡県)2年の中村朱里(あかり)さんが優勝、「わたしが正義について語るなら」(やなせたかし著、ポプラ社)を
全国各地のブロック予選を勝ち抜いた高校生が決勝大会で紹介した16冊のブックフェアを行っています。お近くの書店で手にとってみてはいかがでしょうか。■紹介した本一覧『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス著、小尾芙佐訳/早川書房『学生時代にやらなくてもいい20のこと』朝井リョウ著/文藝春秋『嫌われもの
高校生が愛読書の魅力を語り、一番読みたくなった本を聴衆の投票で決める「全国高等学校ビブリオバトル2014」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の決勝大会が11日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれた。高校生の全国大会は初めて。地区大会を勝ち抜いた16人が出場し、「冷たい校舎の時は止まる
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日