高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
高校ビブリオバトル宮崎県大会が12日、宮崎市の若草通商店街で開かれ、宮崎南高校2年の田口遼さんが優勝しました。紹介した本は、坂口安吾の「堕落論」。田口さんは2020年1月に東京で開催される全国大会に出場します。
10月12日に盛岡市のクロステラス盛岡で開催予定だった岩手県大会、同13日に青森大学で開催予定だった青森県大会は、台風接近により、交通機関の乱れが予想されるため、中止となりました。
29日静岡県立大学で行われた静岡県大会は、過去最多の59名のバトラーが参加して行われました。予選を通過した10名での決勝を経て、「フォルトゥナの瞳」(百田尚樹著新潮社)を紹介した県立富士宮西高校2年の深澤治希さんが優勝しました。深澤さんは「この物語を読んだ後、あなたの運命が変わるかもしれません」など
第6回全国高等学校ビブリオバトル岡山県大会(県大会実行委員会主催、県立図書館共催)の出場者、観戦希望者を募集します。チャンプ本獲得者は来年1月に開催される決勝大会に招待されます。 日時:令和元年11月2日(土)13時開会予定 場所:岡山県立図書館(岡山市北区) 出場を希望する岡山県内の高校生
9月8日に成蹊大学で開催された高校ビブリオバトル東日本大会に出場した65人の紹介本は下記の通りです。(※は2人が紹介) 幼女戦記1 カルロ・ゼン KADOKAWA 凛の弦音 我孫子武丸 光文社 西野に世界は無理だろう 紺野理々 泰文堂 スガリさんの感想文はいつだって斜め上 平田駒 河出書房新
第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会の千葉予選会(明海大学主催、(公社)全国高等学校文化連盟、(公社)全国学校図書館協議会、千葉県教育委員会、読売新聞社など後援)の出場者、観戦希望者を募集します。チャンプ本獲得者は来年1月に開催される決勝大会の出場権を獲得します。 日時:2019年10月27日
第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会の予選を兼ねた北海道大会が11月17日午後1時から、札幌市豊平区の北海学園大学で行われます。チャンプ本獲得者は来年1月26日によみうり大手町ホール(東京都千代田区)で開催される決勝大会の出場権を獲得します。北海学園大学人文学部主催、活字文化推進会議共催、読売新
第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会の予選を兼ねた福岡県大会(主催・よかたい図書館共同事業体、共催・福岡市総合図書館、活字文化推進会議)の出場者募集が9月18日から始まります。チャンプ本獲得者は来年1月に東京で開催される決勝大会の出場権を獲得します。 日時:2019年10月27日(日)午
鹿児島の高校生たちが愛読書を熱く語ります。舞台は鹿児島市以外では初めてとなる姶良市の姶良公民館。午後12時半開会。入場無料。申し込み、問い合わせは下記ホームページから。https://www.pref.kagoshima.jp/ba07/2019koukouseibiburiobatoru.
全国高等学校ビブリオバトル京都府大会(龍谷大学主催、京都府教育委員会、京都市教育委員会、(公社)全国学校図書館協議会、読売新聞社など後援)の出場者、観戦希望者を募集します。チャンプ本獲得者は来年1月に東京で開催される決勝大会の出場権を獲得します。 日時:2019年9月29日(日)13時開会予定
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日