高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
2年ぶりに開催された全国高等学校ビブリオバトル決勝大会で、沖縄県代表として初めて優勝した県立小禄高校3年の小松美幸さん。表彰式で「全国大会に参加できたことがうれしいです。大会を運営していただいたスタッフの皆さんに感謝したい」と喜びを語りました。 普段は恋愛小説を読むことが多いという
第8回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が23日、東京都新宿区の早稲田大学で行われ、沖縄県代表、県立小禄高校3年の小松美幸さんが紹介した「夏と花火と私の死体」(乙一著、集英社)がグランドチャンプ本に選ばれました。準グランドチャンプ本は福井県代表、県立坂井高校2年の髙橋綾大さんが紹介した「サヨナ
活字文化推進会議は、高校生の書評合戦「第8回全国高等学校ビブリオバトル大会」を2022年1月23日に開催します。各都府県の地方大会を勝ち抜いた代表が出場し、お薦めの本をアピールします。(本大会は出場する生徒と引率の先生お一人のみ会場に入っていただく無観客方式で実施することになりました)入場には観戦券
高校ビブリオバトル神奈川県大会(県高等学校文化連盟図書専門部主催)が24日に行われ、チャンプ本には県立追浜高校3年の成瀬結香さんが紹介した「読書について」(小林秀雄著、中央公論新社)が選ばれました。 準チャンプ本は向上高校2年、曾澤さとみさんが紹介した「不連続殺人事件」(坂口安吾著、新潮文庫)、浅
KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)主催、読売新聞社後援の高校生限定の文学コンクール“文学はキミの友達。「カクヨム甲子園2021」”がスタートしました。 今年はカルビー株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:伊藤秀二)協賛、キンコーズ・ジャパン株式
本の甲子園「第7回全国高等学校ビブリオバトル」、「第4回全国中学ビブリオバトル」は開催中止を決定しました。大会参加を目指していた中高生の皆さん、ビブリオファンの皆様、申し訳ありません。
第7回全国高校ビブリオバトルのキービジュアルを制作した人気イラストレーターhare.さんからのメッセージです。 「YouTubeで初めてビブリオバトルを見て印象に残ったのは、高校生のみなさんの目がまぶしいほど輝いていたこと。イラストには、みなさんの心の内に秘めている強さを表現しました。今年も高校ビ
第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が26日、東京・大手町のよみうり大手町ホールで行われ、「デフ・ヴォイス」(丸山正樹著、文芸春秋)を紹介した埼玉県代表の春日部女子高校1年、印南舞さんが優勝しました。準優勝は「府中三億円事件を計画・実行したのは私です。」(白田著、ポプラ社)を紹介した福井県代表の
第6回全国高等学校ビブリオバトルは今月26日に決勝大会が東京・よみうり大手町ホールで行われます。ファイナリスト52人が地方予選で紹介した本は以下の通りです。 北海道 札幌創成高等学校 内田翔太 トラペジウム 高山一実 KADOKAWA 青森県 八戸聖ウルスラ学院高
7月から各地で地方予選が行われてきた第6回全国高等学校ビブリオバトルは、12月22日の三重県大会をもって、47都道府県の代表が決まりました。年明け1月26日の決勝大会には、東日本、西日本大会の優勝者を含めて、52人の高校生バトラーが東京・よみうり大手町ホールに集結いたします。観戦のお申し込みはこちら
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日