高校生の活動も盛んになっているビブリオバトル。
年々参加校も増え、全国大会出場を目指し、全国各地で熱いバトルが行われています。
高校生がお薦めの本を紹介し、一番読みたくなった一冊を聴衆が選ぶ「全国高校ビブリオバトル」の熊本県大会(くまもと森都心プラザ図書館主催、活字文化推進会議共催、読売新聞社など後援)が8月11日、熊本市西区のくまもと森都心プラザで開かれた。大津高3年の中原朱梨さん(18)が優勝し、年明けに予定している全国
高校生がお薦めの一冊を持ち寄って書評を競う「全国高等学校ビブリオバトル」の神奈川県予選(県高等学校文化連盟主催、読売新聞社後援)が7月29日、横浜市中区の神奈川近代文学館で開かれ、鎌倉女学院高2年の早川陽香さん(16)が優勝した。来年開かれる決勝大会に県代表として出場する。 県内11校
高校生のお薦め本日本一を決める「第10回全国高等学校ビブリオバトル」の地方予選が7月23日、全国のトップを切って広島県で行われました。小説「空の境界」(奈須きのこ著、講談社)を取り上げた広島学院高校2年の山西啓真さん=写真=が最優秀賞に選ばれました。山西さんは年明けに行われる全国
本の甲子園「第10回全国高等学校ビブリオバトル大会」のキービジュアルが完成しました。「青くて痛くて脆い」(住野よる著)「100万回生きたきみ」(七月隆文著)など書籍の装画を数多く手掛け、透明感のある繊細なタッチで人気のイラストレーターふすいさんが描きました。 ローカル電車の中で本を広げる男子生徒と
今年度で10回目を迎える本の甲子園「全国高等学校ビブリオバトル大会」のキービジュアルを、イラストレーターふすいさんが手がけることが決まりました。「青くて痛くて脆い」(住野よる著)「100万回生きたきみ」(七月隆文著)「コンビニ兄弟」(町田そのこ著)など書籍の装画を数多く手掛け、透明感のある繊細なタッ
第9回全国高校ビブリオバトル決勝大会(2023年1月22日)動画はこちら 予選 氏名(学校) 書名 著者 出版社 北海道 浅野竜之介 (札幌月寒) ありのままの私を好きになる366の質問 たぐちひさと SBクリエイティブ 宮城 梶原遥 (仙
第9回全国高等学校ビブリオバトルは1月22日に立命館大学大阪いばらきキャンパスでのファイナル大会(ファイナル大会の模様はニコニコ動画生放送で視聴可能です)で幕を下ろしました。 今大会は43の都道府県で地方大会が開かれました。面積が広い県では地域大会があり、学校によっては、学校代表を決めるためにクラ
第9回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が22日、大阪府茨木市の立命館大いばらきキャンパスで行われ、大阪府代表、関西創価高校2年の藤野美紀子さんが紹介した「勉強が面白くなる瞬間」(パク・ソンヒョク著、ダイヤモンド社)がグランドチャンプ本に選ばれました。 準グランドチャンプ本は長崎県代表
今週末22日に迫った「第9回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」の模様をドワンゴ・ニコニコ動画でライブ配信します。開会式から、作家らによるトークセッション、決勝、表彰式を放送します。 こちらでご覧になれます。ご期待ください。
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日