21世紀活字文化プロジェクトでは、様々なイベントを開催しております。
基調講演「活字が消えた2年間」俵萠子さん(評論家)本焼けて迎えた終戦悲しい風景…私の原点今日はテレビでもしゃべったことがない、私の本の中にもほとんど書いたことがない話をする。今から58年前、昭和20年の前後のことで、私にとっては非常に重要な意味を持つ2年間についてだ。私は現在、72歳。
基調講演「活字は永遠に不滅です」 林望さん(作家・書誌学者) 出版文化支え本を残そう 若者の活字離れが著しいと、多くの識者が嘆くが、本当にそうだろうか。 東京大学で最近、「いま読書が熱い」という、ややカッコつけたタイトルの連続集中講義があった。私も頼まれて講義をしたのだが、学生たちの熱意は大変なも
基調講演「読書力とは何か」〜朗誦・暗誦と多読のコツ大学には毎年、非常に生きのいい、気のいい学生が入ってくる。ただ、今の学生は本を読んでいない。そしてそれを恥じるところもない。そこで教室で最初に行うのが「ブックリストの交換」。これまでに自分が読んだ本で印象に残っているものを紙に書き、学生同士交換する。