21世紀活字文化プロジェクトでは、様々なイベントを開催しております。
「古典へのアプローチ~読書は楽しい」をテーマに、活字文化特別セミナーが10月31日、東京・千代田区の共立女子大共立講堂で開かれた。雑誌に六条御息所を語り手とした新しい『源氏物語』を連載中の作家、林真理子さんが、基調講演で執筆のきっかけや秘話などを披露し、約2000人の聴衆を魅了した。続いて、共立女子
読書によって考える力や豊かな想像力をはぐくもう――と「学校図書館活用教育フォーラム」が9月19日、東京都小金井市の東京学芸大で開かれ、全国各地から約300人の聴講者が詰めかけた。俳優の児玉清さんが「面白小説に魅せられて」と題して基調講演。続いて島根県知事の溝口善兵衛さんや都内の先生らがそれぞれの取り
作家・上橋菜穂子さん「昔語り幸せな記憶」病弱だった幼いとき、両親からよく本を読んでもらい、父方のおばあちゃんからは昔話を聞かせてもらいました。とても面白く、私が物語を書く原体験になり、読み、語ってもらったことが幸せな記憶として残っています。私が武術が好きなのも、おばあちゃんから、ひいひいじいちゃんが
定員に達したため、応募は締め切らせていただきました。ご当選の方には10月10日までに聴講券を発送させていただきます。ありがとうございました。◇日時=10月31日(土)午後1時30分〜3時30分◇会場=共立女子大共立講堂(東京・千代田区)◇申し込みはハガキ、ファクス、メールで?共立女子大係?郵便番号、
◇日時=9月19日(土)午後1時〜2時30分◇会場=中之島公園特設ステージ(大阪市中央区)◇申し込みはハガキかファクスで?郵便番号、住所?代表者の氏名、年齢?同伴者全員の氏名、年齢?電話番号を明記し、〒530−8551読売新聞大阪本社事業局企画事業部「水都・読み聞かせ」係(ファクス06・6881・7
◇日時=9月19日(土)◇会場=東京学芸大学(東京都小金井市貫井北町4−1−1)◇プログラム特別授業(午前10時45分〜)フォーラム▽基調講演児玉清さん「面白小説に魅せられて」(午後1時〜)▽基調報告溝口善兵衛さん(午後2時)▽実践報告とディスカッション(午後2時20分〜)(定員に達したため募集は締
鼎談◆河西さん/間近で成長見る喜び井上さん/大人にも読む楽しみ肥田さん/総合的な言語力大切■地域交流【肥田】井上先生が「子どもと本の出会いの会」をつくられたのは、16年前でしたね。【井上】そうですね。いろいろな出版社の方々と。【肥田】それがきっかけで子どもと本の議員連盟をつくりました。私が国会で働か
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日