21世紀活字文化プロジェクトでは、様々なイベントを開催しております。
チャットGPTなどの生成AI(人工知能)への懸念が広がっている。文章や画像を手軽に作り出せる一方、安易な利用は人間の持つ創造力を低下させかねない。特に発達段階にある子どもたちと向き合う学校はどう対応すべきなのか。ノンフィクション作家の柳田邦男さん(87)と東京大教授の酒井邦嘉さん(58)が7月13日
文化人や教育関係者らでつくる「活字の学びを考える懇談会」(浅田次郎会長)の特別対談が13日、読売新聞東京本社で行われ、ノンフィクション作家の柳田邦男さんと東京大の酒井邦嘉教授(言語脳科学)が「生成AIに対する『危機管理』とは―教育現場での活用の是非―」をテーマに語り合った。 対談では、
出版業界の活性化や読書振興策などについて、有識者が知恵を出し合う活字文化推進会議(浅田次郎委員長)の第21回推進委員会が12日、読売新聞東京本社(千代田区大手町)で開かれた。直木賞作家の今村翔吾さん(38)とボクシング元世界王者で金メダリストの村田諒太さん(37)の2人も参加した。 会
お気に入りの1冊の面白さや、読んで感じたことを発表しあう「ビブリオバトル」。この書評ゲームを楽しむコツを児童に手ほどきする「小学生ビブリオバトル・ワークショップ」が、8月2日(水)に丸善京都本店で開かれます。事前の準備は必要ありませんし、初めてでも楽しく体験できます。本好きの輪を広げませんか? 参
台湾生まれ、東京育ちの作家・温又柔(おん・ゆうじゅう)さんが創作活動、読書遍歴などを語ります。コーディネーターは柿木伸之・国際文化学部教授。聴講券が必要です。当日、温さんの著書即売、サイン会も行います。 温又柔さんは1980年、台北市生まれ。両親は台湾人で幼少時に来日。2009年『好去
中学生がお薦め本を紹介しあう「第6回全国中学ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、昭和女子大学共催)が3月19日、昭和女子大学で開催されました。全国各地や首都圏から代表の中学生40人が会場の観客約310人にお気に入りの一冊の魅力を紹介し、質疑応答も活発に行われました。 グランドチャ
国際日本文化研究センター教授の磯田道史さんを講師に招きます。テーマは「歴史を学び、生きる力を高める~感染症の日本史~」。リアル、オンラインのハイブリッド開催。無料ですが、事前の申し込みが必要です。 【開催日時】3月18日(土)午後1時30分開会 第一部講演『歴史を学び、生きる力を高める~感染
昭和女子大学で3月19日に開催される第6回全国中学ビブリオバトルのゲストが青柳碧人さんに決まりました。 青柳さんは早稲田大学教育学部卒業。学習塾講師を経て、2009年、『浜村渚の計算ノート』(講談社)でデビュー。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(双葉社)
活字文化推進会議は、中学生が愛読書を紹介しあう「第6回全国中学ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、昭和女子大学共催、日本書籍出版協会、松竹芸能協力、大日本印刷など後援)を3月19日に昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催します。。 観覧者を募集します。日時会場は下記の通りです。 【日時】2
第9回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が22日、大阪府茨木市の立命館大いばらきキャンパスで行われ、大阪府代表、関西創価高校2年の藤野美紀子さんが紹介した「勉強が面白くなる瞬間」(パク・ソンヒョク著、ダイヤモンド社)がグランドチャンプ本に選ばれました。 準グランドチャンプ本は長崎県代表
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日